老後のお金、大丈夫?
人生と幸福とお金

老後を見すえた資金の計画をしよう

個人年金保険とは

現在の日本は高齢化社会だとよく言われています。それに少子化が進み、いまだにその解決策は見えてきていません。年金問題においては大変困った事態です。テレビを見てもインターネットを見ても、年金の財源は少なくなり、年金の支給額は減り、年金受給年齢を引き上げるというような話ばかりです。老後を迎えるのに公的な年金だけでは、とても厳しい状況です。老後の生活に少しでもゆとりを持たせたかったら、自衛手段を考えなければなりません。


そんな老後の資産作りのひとつとして考えられるのが「個人年金」です。この商品は大手の銀行や保険会社など民間の金融機関が扱う商品のひとつで、運用・年金・保険がひとつになった商品と言われています。払い込んだ保険料を期間が満了になったら年金のように毎年、あるいは一括してうけとることができます。公的な年金の不足を補う商品です。


投資型と定額型のタイプが選べます。投資型は払い込んだ保険料を保険会社が投資信託や株式・債券等で運用し、期間が満了になったら払い込んだ保険料とその運用利益がプラスされたものが支払われます。運用の実績に応じて、将来受け取る年金額が変動することがある商品です。払い込み保険料の最低保障があるタイプとないタイプがあり、最低保証があるタイプはその費用が掛かります。企業が運用し、年金のように定額で毎月、あるいは一括で受け取ることができます。


定額型の場合は、払い込んだ保険料を保険会社が一定の利率で運用し、契約時に将来受け取る年金額が確定されるタイプです。また個人年金保険は運用期間中に保険者に万が一のことがあったら、死亡給付金が支払われます。


個人年金保険は公的年金以外にまとまった老後の資産を準備できる私的年金ですが、それなりのリスクも、もちろんあることは認識しておかなければいけません。三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行など大手の銀行も商品を手掛けていますが、預金と違って銀行そのものが払い込まれた保険料を運用するのではなく、保険会社が運用するものです。その保険会社が倒産しても銀行は保証しないことが普通です。ただし万一、引受保険会社が破たんした場合には、生命保険契約者保護機構損害保険契約者保護機構の保護措置が図られますが、契約の際に約束した保険金額・給付金額・年金額等が削減されることがあります。また保険会社の業績によっては元本割れすることもありうる商品だということです。もちろん中途解約は解約金を支払わなければなりません。